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トレース (体論) : ミニ英和和英辞書
トレース (体論)[ろん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ろん]
 【名詞】 1. (1) argument 2. discussion 3. dispute 4. controversy 5. discourse 6. debate 7. (2) theory 8. doctrine 9. (3) essay 10. treatise 1 1. comment

トレース (体論) : ウィキペディア日本語版
トレース (体論)[ろん]
体論において、トレース (trace) は、有限次体拡大 ''L''/''K'' に付随して現れる写像で、''L'' から ''K'' への ''K''-線型写像である。
==定義==
''L''/''K'' を有限拡大とする。分離次数: ''K'' ''s'' = ''r'' とする。σ1, ..., σ''r'' を ''L'' の ''K'' の代数閉包 ''K''a への相異なる埋め込み全部とする。''L'' の元αに対し、トレース
:\operatorname_(\alpha)=_i\sum_^r\sigma_\nu\alpha
で定義する。ここで : ''K'' ''i'' は非分離次数である。
分離拡大でなければ、トレースは 0 である。分離拡大(特にガロワ拡大)であれば、トレースは
:\operatorname_(\alpha)=\sum_^r\sigma_\nu\alpha
である。
''L'' を ''K''-ベクトル空間と見る。α∈''L'' に対し ''L'' の元をα倍する写像 ''L'' → ''L'' は ''K''-線型写像であるので、適当な基底を取ると行列で表すことができる。この行列のトレースは Tr''L''/''K''(α) と一致する。(基底の取り方には依らない。)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トレース (体論)」の詳細全文を読む




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